人間関係

【イライラが消える】他人に期待しない習慣の作る具体的な方法

kamonegi08

「やってくれると思ったのに、思った通りに動いてくれなかった」そんな経験何度繰り返してきたと思う。

でも、冷静に考えてみるとそれって他人が悪いんじゃなくて、自分が勝手に期待していただけなのかもしれない。

快適に生き抜くには「他人に期待しない」っていう姿勢こそが、1番の自分を守る手段になる。

僕も昔この考えに出会ってから感銘を受けた。

「そうだよな」と思っていたし実際、ある程度はストレスを回避できていた気もする。

でも最近になって、それを頭じゃなくて心で理解する瞬間があった。

だから今回、改めて「他人に期待しない方法」を、実践的な視点で言語化しておこうと思う。

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イラつきををメモにする

大体の場合でイライラは「誰かに期待していた事」が裏切られたときに起こる。

僕は、仕事ができない人に対してイライラしていた。

でもメモをとって冷静に考えてみると、その人が勝手に困っているだけで、自分に直接的な被害はないことに気づいた。

むしろ、「勝手に見て勝手にイライラしていた自分」のほうが無駄にエネルギーを使っていてアホな事に気付いた。

大事なのは、「自分が何に期待していたか」をちゃんと自覚すること。

それが分かれば対処法も見えてくるし、自分にコントロール出来る事なのかが理解できるようになる。

脳内で整理したつもりになってるのと文字にしてアウトプットした状態は天と地の差がある。

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書く事の意味に気付けるか

紙に書いたからって何が変わるの?って思ってた。

スマホのメモに感情を残したところで、状況が好転するわけじゃないし、イライラした出来事が消えてなくなるわけでもない。

でも、「騙されたと思って一回だけやってみるか」って気持ちで、怒りやモヤモヤしたことをスマホに書き出してみた。

すると「なんで自分こんなことで怒ってたんだろ?」って冷静になっていく感覚があった。

結局、「百聞は一見にしかず」みたいなもので、「書くこと」ってただの手段じゃなくて、1歩引いて俯瞰する為に必要な事だと気付けた。

出来ない予測をしておく

人間関係のストレスの原因は「プラスの期待」が裏切られた時に起こる。

「多分やってくれる」「普通はこうする」みたいに相手が自分の想像通りに動いてくれるであろう妄想をしてしまう。

そして自分の期待通りにならなかった時に、イライラしてしまう。

それなら最初から「多分出来ないな」という悲観的な予測をして期待値を下げておけばダメージは少ない

むしろ、自分の思い通りになった時、期待以上の成果が出た時に純粋に感心や感謝ができる。

パレートの法則を完全に理解する

意識高い系の動画や記事で頻繁に耳にするパレートの法則というものがある。

この法則は「全体の成果の80%は、20%の要素から生まれている」というもの。

会社でも8割の人間は仕事をしてる感を出してるだけで、2割の人間が頑張っているのを痛感する。

この法則はビジネスに限らず人生の幸福度にも当てはまる。

自分の人生を豊かにしてくれる要素の80%は、たった20%の「重要な何か」から得られている。

特定の人間関係、良しとされてる習慣、自分にとって大事な趣味や場所…

人生を彩ってくれる幸福感の大部分を担っているものは意外と少ない。

逆に言えば、残りの80%のどうでもいい事で自分のエネルギーを使っている事が無駄。

「どうでもいい80%」に期待するな

日々の悩みや不満の多くは「どうでもいい80%」に分類される。

・他人の評価
・ウザい上司
・マウントを取ってくる友達
・何も覚えてないショート動画

こうしたモノや人に期待し、翻弄されることでエネルギーを無駄遣いしてしまう。

自分の大事な事である20%だけに集中すれば、人生の80%は満たされる。

残りのどうでもいい80%は、「余裕があれば扱う対象」でしかない。

多分、お金持ちや時間に余裕がある人はこの20%を求めて常人には考えることが出来ないような体験を探しているから一般人には変なことをしてるように見える

20%を徹底的に磨いて、80%の無駄な事は無視すれば、人生は一気にシンプルかつ効率的になる。

余裕を持つ

怒ってしまう原因は大体は相手じゃなくて自分にある。

同じことを言われても穏やかに受け流せる時もあれば、イラッとくる時もある。

例えば、朝から仕事が忙しくて休憩時間も無い時に上司に理不尽に怒られれば誰でもムカつく。

つまり怒りのスイッチは、状況じゃなくて自分の心の余裕の量で決まっている。

余裕がないと、人の言葉や態度を攻撃として受け取りやすくなる。

逆に余裕があると、多少のことは笑って流せるから、自分の精神状態の違いでしかない。

「人に優しくしましょう」とか「心にゆとりを持とう」なんて綺麗事で世界は回らない。

そんなもんで片づけられるなら、僕はとっくに出家してる。

だからこそ、自分の余裕は常に意図的に作らなきゃいけない。

睡眠不足、疲労、焦り、他人との比較、不安こういったノイズがたまると、どんどん余裕は削られていく。

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自分でバランスを取れ

真面目な人ほど無意識に「頑張った分だけ報われる」と思いがち。

それは決して悪い事じゃないし、そういう世界であって欲しいけど、世の中には自分が得すればいいやという考えの人もいる。

「アイツが頑張ってくれるから自分は楽できる」そんな考え方の人間に囲まれていたら、自分の頑張りは搾取されるだけ。

だからこそ、真面目な人ほど自分でギバーとテイカーのバランスを取る力が必要になる。

「テイカーとは関わるな」は理想論

自己啓発系の本では、「テイカーと関わるな」「距離を置け」と言われるけど、現実には会社員として働いていたり、チームで動く環境では無視できない相手も多い。

• 上司が手柄を横取りする
• 同僚が無能で仕事を押しつけてくる
• 頼まれて断れない人間関係に巻き込まれる

悪意がなくても、結果的に迷惑をかけられることは日常でよくあるし、無能な善人ほど自分の邪魔をしてくる。

僕は仕事で悪意のない邪魔をされた時は、トイレでサボったり、休憩時間をちょろまかしたりしてる。

社会人として正しいかはどうでも良くて、自分でバランスを取らないと搾取されるだけでご褒美は何も無い人生がクソゲーになる。

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察してほしいは依存

・言わなくても分かってほしい
・空気読んで行動してほしい
・私の気持ちを察してくれない

そんなふうに思ってしまうのは自然な感情だけど、それは責任を放棄した人間の依存でしかない。

察してもらえなかった時に怒るのは自分の欲望を、他人がエスパーのように察して当然と思っている証拠。

現実は人は自分のことで精一杯で言葉しないものは「存在しないもの」になる。

「察してくれる人が好き」はのよく聞くけど、自分の感情や願望を言葉にせずに済ませたいという甘えに過ぎない。

実際には、言葉にしない要求をくみ取ってくれる都合のいい人間を探してるだけで対等な関係とは言えない。

しかも、察する側にとっては一方的な負担でしかなくて、察する側が必ず疲れて関係は終わる。

それに、自分の欲求や判断を言語化せず、曖昧な態度で相手に委ねるのは責任逃れでしかない。

自分では何も選ばず、何も言わず、気に入らない結果になれば「察してくれなかった相手が悪い」と被害者ヅラ。

大人の皮を被った思考停止の赤ちゃんと同じ。

人間関係は「察すること」じゃなくて、「伝えること」でしか、コミュニケーションは取れない。

黙っていれば分かってもらえる、なんて思ってるのはただの幻想だし、口を開かないやつが嫌われるのは当然。

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